不眠症のセルフチェック！不眠症の症状と原因は？

寝つきが悪い、夜中に目が冷めてしまう、眠りが浅く疲れが取れないなど、日本人の5人に1人は不眠の症状で悩んでいると言われています。

不眠症は20代以降に始まり、中年、老年と歳を重ねるごとに急激に増加します。

また、ホルモンバランスの影響もあり、男性よりも女性に多いと言われています。

今回の記事では、不眠症の症状や、原因、セルフチェック方法についてご紹介します。

眠りで悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

不眠症の症状

不眠症とは、睡眠障害の一つで、寝つきが悪かったり、眠りの質が低下していることで、日中の眠気や怠さ、集中力低下など、身体や心に不調が現れる状態をいいます。

睡眠には個人差があるため、睡眠時間が短いからといって不眠症であるわけではありません。

3~4時間の睡眠でも日中に不調が出なければ、不眠症ではありません。

ここでは不眠症の主な症状をタイプ別にご紹介します。

入眠障害

就寝を始めてからから30~60分以上寝つけない。

中途覚醒

夜中に何度も目が覚めてしまう。

早朝覚醒

起きようとした時間よりも2時間以上前に目が覚めて再度眠れない。

熟眠障害

眠りが浅く、睡眠時間の割に熟睡感が得られない。

これらの症状は、高齢になるにつれて悩む人が増加し、複数の症状を併せ持つ人もいます。

不眠症の原因

不眠症の原因は多岐にわたりますが、大きく次の4つの原因に分類されます。

環境的要因

時差、枕や寝具の変化、騒音、明るさの影響など。

引っ越しや転職など日常生活の中の環境変化も含まれます。

身体的要因

体調不良が原因となって不眠を引き起こすケース。

原因となっている病気や症状を治療することで不眠が改善されることがあります。

生活習慣的要因

入眠前のスマホ利用、アルコール、喫煙、カフェイン摂取、運動不足など、生活習慣が原因となるケース。

こちらも生活習慣を改善することで、不眠症状の改善が期待できます。

心理的要因

人間関係の悩みや、イライラ、緊張などのストレスで、心に負担がかかり眠れなくなってしまった状態。

この状態が続くと、不眠症状が慢性化してしまう可能性があります。

不眠症のセルフチェック

不眠症の簡単なセルフチェックをしてみましょう。

以下の質問に「はい」か「いいえ」で答え、「はい」の数を記録してください。

1. 寝つくまでに時間がかかる（ベッドに入ってから眠るまでの時間）
2. 夜中、目が覚めることがある
3. 起きたい時間よりも早く目覚めてしまい、再び眠れなくなる
4. 睡眠時間が足りていない気がする
5. 眠りが浅いと感じる
6. 日中、睡眠不足による問題を感じる（やる気が出ない、イライラなど）
7. 日中に強い眠気を感じることがある

7問中、4つ以上「はい」と答えた方は不眠症の可能性が高いです。

早めに医師の診察を受け、睡眠改善の治療を受けることをオススメします。

また、2つ以上「はい」と答えた方は、今後悪化していく可能性があるので、思い当たる原因がある場合は、改善していきましょう。

さいごに

いかがでしたか？

日常生活に大きな影響を与えてしまう不眠の問題。

自分の症状と原因を正しく理解し、改善を目指して生活習慣を見直しましょう。

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