自分に合った睡眠時間を知る方法とは?理想の睡眠時間を調べる方法を紹介!
人は何時間寝ると良いのか?
その答えは、体質や年齢など個人的な要因に影響されるため一概に決めることは出来ません。
一般的に、年齢が高くなるにつれ、睡眠が浅くなる傾向にあり、眠る時間は短くなっていきます。
今回は、睡眠の質を上げるため、今の自分に最適な睡眠時間がどのくらいなのかを確認できる方法をご紹介します。
年齢によって変化する睡眠時間
睡眠時間を調べた研究によると、10歳まででは8~9時間、15歳で8時間、25歳で7時間、45歳で6.5時間、65歳になると6時間と、年齢が上がるにつれ、必要な睡眠時間が短くなるという結果が報告されています。
歳を取ると途中で目が覚めてしまうといったお悩みは、加齢によって睡眠が浅くなってしまったことが原因です。
また、睡眠時間は季節によっても変化することが発表されています。
秋〜冬にかけて日中の時間が短くなると、睡眠時間は長くなり、春〜夏にかけて日中の時間が長くなると、睡眠時間は短くなります。
このことから、人の睡眠時間は日照時間とも深い関わりがあることが読み取れます。
睡眠時間は長ければ良いわけではない
平日に寝れなかった分、週末に寝溜めする人は多いのではないでしょうか?
休みの日にたくさん寝てしまうと、平日の生活リズムを崩してしまうことになるため、おすすめできません。
20代の頃は特に影響がなくても、30代、40代と年齢を重ねるごとに、肥満や高血圧など生活習慣病の原因になることがわかっています。
また、アメリカで行われた大規模調査では、睡眠時間は7時間の人が最も死亡リスクが低く、8時間を超えると死亡リスクが上昇するという結果がでています。
寝溜めや、過分な睡眠は身体に悪影響を与えることが分かりますね。
理想の睡眠時間の見つけ方
長時間の睡眠は良くないことが分かりましたが、最適な睡眠時間には個人差があり一概に決めることは出来ません。
ここからは、自分に合った睡眠時間を見つける方法をご紹介します。
日本睡眠教育機構理事長の宮崎総一郎氏が提唱している方法です。
この工程によって、過去に溜まった睡眠不足は解消されます。
その経過時間が貴方の最適な睡眠時間です。
6日間も自由に寝起きする暇がないという方もいるでしょう。
しかし、自分の睡眠時間を正しく理解し、これからの人生で質の高い睡眠を取るためには必要なことです。
連休や有給など、時間を確保して実践してみてください。
さいごに
いかがでしたか?
今回の記事では、理想の睡眠時間を測定するために必要なことについて解説しました。
自分の理想の睡眠時間を把握し、日中高いパフォーマンスを発揮できるよう、睡眠習慣を見直していきましょう。