ダニ対策

【画像あり】布団のダニ刺されで悩んでいる方へ!噛み跡の違いと対処法を解説!

TOM

布団で寝ていて、翌日皮膚が腫れていたり、強い痒みを感じたことはありませんか?

原因がわからないかゆみを伴う腫れは、ダニに刺された可能性があります。

今回の記事では、ダニに刺されたときの症状と跡の判別法、予防方法についてご紹介します。

ダニを今すぐ退治したい人におすすめの記事

ダニ取りシートで手軽にダニ退治!おすすめの使い方と注意点

ダニ取りシートは、置くだけで布団に潜むダニを捕獲、死滅させてくれる便利ツールです。

ダニ別の特徴と刺し跡【画像】

ダニの種類

まずは、代表的なダニの種類をご紹介します。

ツメダニ

体長0.3~1.0mmほどのダニです。

吸血はしないものの、誤って人を刺して体液を吸うことがあります。

6~9月に被害が多く、刺された翌日以降にかゆみや赤い腫れが出現し、かゆみが1週間ほど続くのが特徴。

布団や畳などに触れている部分が刺されやすいです。

イエダニ

体長0.6~1.0mmほどの吸血するダニ。

寝ている間に寝室に侵入し、衣服に潜り込んで吸血します。

二の腕や太ももなど、比較的皮膚が柔らかい場所を狙って刺します。刺された直後からかゆみ、赤みが出ることが特徴です。

ネズミに寄生し家の中に入り込むため、吸血されることで感染症を媒介する恐れがあります。

画像引用:公益社団法人日本皮膚科学会

マダニ

体長3~10mmの野外に生息する大型のダニ。

太ももや脇腹に移動し、時間をかけて吸血します。

吸血時に麻酔用物質を含む唾液を注入するため、痒みを感じにくく、気づかないこともあります。

吸血し満腹になると自然に落ちますが、その後にかゆみを感じることがあります。

ライム病や性脳炎などを引き起こす場合があり、重症化するケースもあります。

画像引用:公益社団法人日本皮膚科学会

ツメダニ、イエダニは非常に小さく、肉眼で見つけることは難しいです。

刺されてしまった場合は、以下のポイントを元に原因を探りましょう。

  1. 森や草むらに行ったか、野生動物と触れ合ったか
  2. 刺された場所は露出していない部分か

まず、草むらなど野外で咬まれた場合は、マダニによる可能性が高いです。

マダニと似たような環境にいる虫として南京虫(トコジラミ)が挙げられます。

南京虫は、かゆみが更にひどく、駆除も難しいため、専門機関で早めに駆除してもらうことをオススメします。

次に、2つ目の刺された場所ですが、衣服の下(露出していない場所)の場合は、ダニが原因の可能性があります。

ダニは非常に小さく、衣服の記事を通り抜けるため、露出していなくても刺されてしまいます。

また、湿った場所を好むことから、衣服などで湿気がこもった部分に移動するという特性があります。

ダニに刺されたときの対処法

ダニに刺されると強いかゆみが一週間ほど続きます。

公益社団法人日本皮膚科学会によると、軽症の場合は、市販のかゆみ止め外用薬でも良いとされています。

赤みやかゆみが強い場合は、ステロイド外用薬による治療が推奨されています。

通常、1〜2週間で改善しますが、症状が強い場合は皮膚科を受診し、抗ヒスタミン薬やステロイド内服薬を処方してもらうと良いでしょう。

ダニ以外のかゆみの原因

布団に入ったらかゆみを感じる場合、ダニがいる可能性が高いですが、ダニ以外にもかゆみを引き起こす原因があります。

  • 布団のカビ
  • 寝具、パジャマのアレルギー
  • 肌の乾燥

かゆみを引き起こす原因と、その対処法については以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。

刺されるよりも怖いダニ被害

寝室でダニに刺されてしまった場合、「ダニアレルギー」に注意しなければなりません。

布団に潜むダニで、人を刺すものはツメダニやイエダニですが、布団の中に潜むダニの割合で見るとそれらは数%にしかなりません。

人を刺すことはないものの、死骸や糞がアレルギーのもととなるチリダニというダニも多く潜んでいます。

ダニアレルギーは、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など様々なアレルギー性疾患の原因となり、発症してしまうと治すのに時間がかかります。

寝室でダニに刺されてしまった場合は、何倍もの刺さないダニが存在しているサインなので、早急に対策が必要です。

ダニ対策・予防法

ダニを退治する際は、死骸や糞の除去まで徹底的にする必要があります。

入念に掃除機をかけ、ダニアレルギーの原因をなくしましょう。

また、ダニは暗いところを好むため、掃除をする2~3時間前から部屋を暗くしておき、ダニをおびき寄せてから掃除機をかけるのも効果的です。

しっかりと掃除をしてダニを取り除いた後は、今後の繁殖を防ぐために以下のポイントを心がけましょう。

繁殖を防ぐためのポイント
  1. 布団の敷きっぱなしはNG(最低でも週1回は干すように心がける)
  2. 窓を開けてこまめな換気をする
  3. マットレスの表面が乾くように、掛け布団は畳んでまとめる(ベッドメイキングをすると湿気がこもっていまいます。)
  4. マットレスは半年に一回ひっくり返して違う面を使用する。
  5. ベッド用のパッドを使用して、寝汗などが布団・マットレスに直接つかないようにする。

ダニの繁殖を予防することで、寝室環境を改善し、より良い眠りを得ることが出来ます。

少し手間に感じるかもしれませんが、ぜひ実践してみてください。

さいごに

いかがでしたか?

今回の記事では、ダニに刺されたときの症状、対策、予防方法についてご紹介しました。

ダニを退治して、睡眠環境を整えましょう!

ABOUT ME
睡眠ラボ
睡眠ラボ
睡眠ですべてが変わる
睡眠ラボは、毎日頑張るあなたのために睡眠の質を向上させ、心と身体を元気にする方法や、おすすめアイテムを紹介します。
記事URLをコピーしました