寝酒で太るはホント?太ってしまう理由、予防法を徹底解説!
「寝酒すると太ってしまう」と聞いたことはありませんか?
お酒を飲んでほろ酔いで眠るのは気持ちがいいですが、それが太る原因となるなら話が変わってきます。
今回は、寝酒すると太るのか?その理由についてご紹介します。
「寝酒で太る」は本当?
結論からお話すると、「寝酒で太る」は本当です。
もちろんお酒の種類によって太りやすいお酒と太りにくいお酒というものはありますが、基本的に太ってしまう原因となります。
アルコールは「エンプティーカロリー(空っぽのカロリー)」とも呼ばれています。
その理由は身体の役に立つ栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)がほとんど含まれておらず、身体に蓄積されないからです。
身体に蓄積されないと聞くと、飲んでも太らないと思ってしまいますが、残念なことにそれは間違いです。
寝酒で太ってしまう理由
お酒には糖質が含まれているものが多くあります。
この糖質こそが、寝る前にお酒を飲むと太ってしまう一番の要因です。
糖質を摂取すると、私達の身体は糖質を優先的にエネルギーとして燃焼します。
糖質を燃焼し終わると、次に脂肪を燃焼させるのですが、寝る前にお酒を飲むことで、糖質燃焼完了までの時間が長くなり、燃焼されなかった脂肪が蓄積されてしまうという仕組みになります。
また、就寝中は身体の活動量も低下するため、起きているときより燃焼に時間がかかってしまいます。
後回しにされた脂肪は蓄積されていき、結果的に目に見える形で現れます。
まずは自分のアルコール体質を知ろう
アルコール感受性遺伝子検査を受けたことはありますか?
検査を受けることで、自分がアルコールに強いか弱いかが分かるだけでなく、どんな体質なのか、飲酒をすることで将来どんな影響が出やすいのかなど、様々な情報を知ることができます。
一度検査を受けて、自分のアルコール体質を知っておくと、今後の飲酒シーンや寝酒の利用などで大いに役立ちますので、受けてみることをオススメします。
- 検査キットの購入
- キットの綿棒で頬の内側をこする
- 採取した検体と、検査同意書を入れてポストに投函
- 専門分析センターに到着後、約15営業日で結果が送られてきます
キットの発送から検査まで、全て自社で行うため、検体や情報の取り扱いも安心。
飲酒についての見方が変わるので、ぜひ一度受けてみてください。
詳しい情報はこちら> あなたのアルコール感受性遺伝子を調べてみませんか?
寝酒で太らないためのポイント
糖質の低いお酒を選ぶ
先程、お酒に含まれる糖質が太ってしまう原因だとお伝えしました。
ウイスキーなどの蒸留酒は糖質が含まれておらず、寝酒に最適なお酒と言えます。
以下が主なお酒100mlに含まれる糖質の量を示したものです。
- 発泡酒 糖質3.6g
- ビール 糖質3.1g
- 缶チューハイ 糖質2.8g
- 日本酒 糖質4.9g
- 梅酒 糖質21.7g
- 焼酎 糖質0g
- ウイスキー 糖質0g
- ブランデー 糖質0g
寝酒に梅酒を飲む人は少ないかもしれませんが、発泡酒やビールなどにも糖質が含まれているため、注意が必要です。
焼酎やウイスキーなど糖質のないものを選ぶと、寝酒による太りやすさ上昇を防ぐことが出来ます。
おつまみにも注意
お酒と一緒におつまみを食べる人もいますが、おつまみは脂肪へと変わりやすいため注意が必要です。
アルコールと一緒に摂取すると、体内では毒物であるアルコールの分解が優先されます。
すると、おつまみの糖質・脂質の分解が後回しになってしまい、脂肪に変化してしまうのです。
よって、おつまみを食べる場合は、糖質・脂質の少ないものはもちろん、糖の吸収を抑える働きのある水溶性食物繊維が含まれたものがオススメです。
水溶性食物繊維が豊富なものとしては、大豆やごぼう、枝豆などが挙げられます。
ミックスナッツやチーズ、生ハム・ローストビーフなども低糖質なため、おつまみとしては最適ですが、いくら低糖質とは言え、食べ過ぎると太る原因になるため注意が必要です。
飲んだ後のケアをしっかりする
お酒を飲んだ後は、少なくともコップ一杯分の水を飲むようにしましょう。
水を飲むことで、血中のアルコール濃度を薄くすることができ、アルコール以外の分解も行われやすくなるため、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
また、アルコールの毒性を和らげるビタミンCを含んだサプリメントや果物などもオススメです。
アルコールの代謝をスムーズに行うことで、糖質・脂質の分解が早まります。
まとめ
- 寝酒をすると太るは本当
- アルコールの分解で、糖質の分解が後回しになってしまうことが原因
- 糖質の低いお酒を飲むなどすれば、予防することが出来る。
いかがでしたか?
今回ご紹介したポイントを意識して、太らない寝酒を心がけましょう。