睡眠コラム

暑いと寝不足になりやすい!?ストレスで熱が出てしまう可能性も!

TOM

夏にかけて夜の気温も徐々に上がっていきます。

寝室が暑すぎると、汗も出やすく寝苦しいため、睡眠の質が低下し、寝不足気味になってしまうことも。

さらに、寝不足でストレスが蓄積すると熱が出てしまうことがあります。

今回の記事では、暑くて寝不足になってしまったときの対処法について詳しく解説していきます。

暑いと睡眠の質が低下する

人は冬でも寝ている間にコップ一杯分(250ml)の汗をかくと言われています。

夏場や、汗をかきやすい体質の人は500ml~1Lもの汗をかくことがあります。

汗は体温調節をするために必要ですが、寝つきにくさの原因となります。

暑いとなかなか眠りにつけなかったりしますよね。

また、眠りに入った後も、レム睡眠(浅い眠り)の時間が増えてしまい、睡眠の質を低下させてしまいます。

そのため、しっかりと睡眠時間を取っている人でも、寝不足の状態になってしまう可能性があるのです。

寝室の暑さには、細心の注意が必要ですね。

温度よりも湿度に注目!

暑さというと、どうしても室温に意識が向いてしまいますが、寝苦しさを感じるのは温度だけでなく、湿度も関係しています。

気温が同じ状態でも、湿度が高ければ蒸し暑さが増して、不快に感じてしまいます。

温度も重要ですが、湿度にも注目して調節出来るようにしましょう。

エアコンを使って温度湿度を調節

温度・湿度をコントロールするにはエアコンが便利ですよね。

睡眠時の最適な温度は26~28℃だと言われています。

部屋を冷やしすぎてしまうと風邪の原因にもなるため、設定温度はよく確認しておきましょう。

オススメは26℃で部屋を冷やしておき、眠る直前に28℃に変更するという方法です。

眠りに入るときは一番涼しい状態で、徐々に快適な温度になるため、入眠がしやすくなります。

除湿機能の注意点

湿度を下げるときによく使うエアコンの機能は「除湿」機能です。

除湿をすると湿度を下げることが出来ますが、同時に部屋の温度も下げてしまいます。

前述の通り、睡眠時の快適温度は26~28℃のため、それ以上下げてしまうことは避けなければなりません。

エアコンに「再熱除湿」機能がある場合は、そちらを使用するようにしましょう。

再熱除湿機能は、部屋の温度はそのままに、湿度だけ下げてくれる機能です。

除湿機能のみの場合は、寝るまでの時間を考えて、効果的に利用したいですね。

タイマー機能は使っていいの?

ほとんどのエアコンにはタイマー機能がついています。

質の高い睡眠をとるためには、入眠後3時間は部屋の温度が変わらないようにしておくことが大切です。

よって、切タイマーを付ける場合は3時間以上後にしましょう。

冷えすぎることがなければ、寝ている間つけっぱなしでも問題ありません。

また、入タイマーをセットしておくと、起床時に快適な温度で目覚めることが出来るので、こちらもオススメです。

体感温度を下げ、入眠しやすくなる工夫

エアコンによる室温調節についてご紹介しましたが、他にも体感温度を下げて快適に過ごすための工夫があります。

接触冷感寝具の活用

肌に触れるとひんやりする接触冷感の寝具は人気ですよね。

接触冷感の寝具は、素材自体が冷えているわけではなく、皮膚が触れたときに体の熱が素材に吸収されるため冷たいと感じます。

敷きパッドやシーツ、枕カバーなど、様々な寝具に取り入れられているので、寝苦しさを感じたときは試してみてはいかがでしょうか?

パジャマの素材にこだわる

寝具の他に、寝るときに身につけるパジャマの素材にも注目しましょう。

リネン素材やガーゼ素材、ワッフル織りの素材など、様々なパジャマが販売されています。

リネン素材は汗の吸収性が優れており、汗・湿気による寝苦しさを解消してくれます。

ワッフルのように織られた素材は、肌と布が触れる面積が小さいため、汗をかいてもサラッとした肌触りを維持できます。

睡眠前の入浴を大事に

人は体の温度が下がっていくと眠気を感じます。

ずっと冷たい部屋にいて寝ようとすると、温度変化が少ないため眠気が起きづらく、入眠に時間がかかってしまうことがあります。

寝る時間の1.5~2時間ほど前に入浴し、体温を上げることで、就寝時間までに緩やかに体温が低下し、眠りにつきやすくなります。

寝る前の入浴では38~40℃の少しぬるめのお湯に10~20分程度ゆっくり浸かるのがオススメです。

副交感神経が優位になり、リラックス効果を得ることが出来ます。

逆に高い温度のお風呂に入ってしまうと、交感神経が優位になり寝つきづらくなってしまいます。

まとめ

  • 寝室の温度は、睡眠の質に密接に関わっている
  • 睡眠時の環境は温度だけでなく、湿度も重要
  • エアコンで室温を調節し、寝具やパジャマの素材でも体感温度を調節するとよい

いかがでしたか?

睡眠環境を整え、質の高い睡眠が出来るようにしましょう!

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