寝酒にオススメのお酒を紹介!睡眠の質を落とさない「正しい寝酒」とは?
寝つけない夜は、お酒を飲んで眠りにつく人も多いのではないでしょうか?
睡眠前に飲むお酒のことを寝酒(ナイトキャップ)と言います。
寝酒は「依存症になる」「太る」「逆に睡眠障害になる」など、ネガティブな面が紹介されていることもありますが、それぞれの原因を理解し、正しく利用することで、睡眠にとってプラスの効果を生み出します。
今回の記事では、寝酒の良い面、悪い面、おすすめの寝酒についてご紹介します。
寝酒のメリット
適切な寝酒であれば、睡眠にとってプラスの影響を与えてくれます。
アルコールは血液の循環を良くし、自律神経を整えることで、入眠時間を短縮してくれます。
厚生労働省は、1日平均20g程度の順アルコールを適度な飲酒としているため、そのアルコール基準値に則って、適度に楽しむことができれば効果的な寝酒になるでしょう。
お湯割りで飲むと、更に身体も温まり、入眠しやすくなりますね。
寝酒のデメリット
寝酒には良い面もありますが、悪い面もあります。
アルコール依存症の恐れ
毎日寝酒をすることで、習慣化すると、1週間程度で身体がアルコールに適応します。
すると普段と同じ量では効果を感じづらくなり、眠れないからとお酒の量を増やしてしまう可能性もあります。
飲まないと眠れないという状態はアルコールに依存してしまっているため、アルコール依存症として治療が必要となります。
中途覚醒する可能性
アルコールは寝つきの時間を短縮する入眠作用があると紹介しましたが、睡眠の後半部分には悪影響を与えてしまうと言われています。
アルコールを体内で分解するときにできたアセトアルデヒドと呼ばれる物質には、睡眠を阻害してしまう働きがあり、睡眠後半のレム睡眠(浅い睡眠)が増えてしまいます。
睡眠途中で目が覚めてしまい、途中で眠れなくなる中途覚醒と言われる睡眠障害が起きたり、睡眠のリズムが崩れてしまう恐れがあります。
太る原因になるかも
身体は、毒物であるアルコールの分解を最優先に行います。
アルコール分解のため、後回しにされてしまった糖質や脂質は分解されず、脂肪として蓄積されてしまうため、太ってしまうと言われています。
寝酒には、糖質の少ないお酒やおつまみを選ぶようにしましょう。
まずは自分のアルコール体質を知ろう
アルコール感受性遺伝子検査を受けたことはありますか?
検査を受けることで、自分がアルコールに強いか弱いかが分かるだけでなく、どんな体質なのか、飲酒をすることで将来どんな影響が出やすいのかなど、様々な情報を知ることができます。
一度検査を受けて、自分のアルコール体質を知っておくと、今後の飲酒シーンや寝酒の利用などで大いに役立ちますので、受けてみることをオススメします。
- 検査キットの購入
- キットの綿棒で頬の内側をこする
- 採取した検体と、検査同意書を入れてポストに投函
- 専門分析センターに到着後、約15営業日で結果が送られてきます
キットの発送から検査まで、全て自社で行うため、検体や情報の取り扱いも安心。
飲酒についての見方が変わるので、ぜひ一度受けてみてください。
詳しい情報はこちら> あなたのアルコール感受性遺伝子を調べてみませんか?
オススメのお酒5選
寝酒には糖質が少ないものがオススメと紹介しましたが、ブランデーやウイスキーなどの蒸留酒は糖質がゼロなので、寝酒にピッタリです。
ここでは、ブランデー・ウイスキーを中心に初心者でも飲みやすいものをご紹介します。
レミー マルタン VSOP
価格もリーズナブルで、高品質なブランデーとしてご紹介したいのは「レミーマルタン VSOP」
ストレートで飲むとブランデーの芳醇な香りとしっかりとした味わいを楽しめます。
寝酒は温かいとより効果的なので、紅茶や温めたミルクに合わせて飲むのもオススメです。
サントリー V.S.O.P
レミーマルタンよりもスッキリとした印象で、フルーティーな香りが特徴的。
コスパのいいブランデーなので、お試しで購入してみても良いかもしれません。
ニッカウヰスキー 竹鶴
ニッカ創業者の名前を冠したウイスキー。
ブランデーと同じく糖質ゼロなので、寝酒としてはピッタリです。
ホットミルクに少し垂らして飲むと、お酒の苦手な人でも飲みやすく、寝酒の効果を楽しんでもらえると思います。
バーボンウイスキー メーカーズマーク
お酒を飲まない方でも、瓶は見たことがあるのではないでしょうか?
甘みが強く、オレンジやバニラのような香りとまろやかな口当たりが特徴のメーカーズマーク。
アルコール臭もあまりなく、初心者でも飲みやすい一本です。
養命酒製造 夜のやすらぎ ハーブの恵み
15種類のハーブとあんず果汁を配合してお酒に漬け込んだリキュールです。
寝酒として、温まるお湯割りで楽しめる他、炭酸で割ってスッキリとした飲み口にしたり、日本酒などと合わせてカクテルを作ることも出来ます。
まとめ
- 寝酒には寝つき時間を短縮する効果がある
- メリットがある反面、デメリットもあるため注意が必要
- オススメは糖質が0のブランデー・ウイスキーなど
いかがでしたか?
ポイントを守って、適度な寝酒を効果的に楽しみたいですね。