睡眠の質向上に役立つGABAはいつ飲むのが効果的?摂取量・タイミングについて解説!
睡眠の質を上げると言われているGABA(ギャバ)は、いつ飲むのが効果的なのでしょうか?
ストレス軽減や血圧上昇抑制など、様々な効果があるGABAですが、摂取のタイミングについてはあまり知られていません。
今回は、GABAで睡眠の質を向上させるためは、どのタイミングで、どのくらいのGABAを摂取するのが効果的なのかを理由とともにご紹介します。
そもそもGABAとは?
GABAとは、身体の中で生成されるアミノ酸の一種で、脳からの命令を伝える神経伝達物質としての役割を持っています。
ノルアドレナリンやドーパミンなど、興奮効果のあるホルモン分泌を抑制させる作用があるため、精神を安定させ、リラックス効果が期待できます。
GABAはカカオや野菜などにも含まれているので、食事で摂取することもできます。
GABAの主な摂取方法
GABAの効果が見直されてから、多くの商品が発売されました。
ここでは、主な商品、摂取方法についてご紹介します。
サプリメント
GABAを配合したサプリメントは、多く発売されています。
身体にストレスが蓄積されると、GABAの生成量が減ってしまい、身体の緊張状態が続くという悪循環に陥ります。
そんなときに手軽に摂取できるのがサプリメントです。
睡眠の質向上・ストレス軽減・血圧上昇抑制など、様々な効果が期待できるので、気になる方は試してみてください。
チョコレート
GABAを配合したチョコレートもコンビニでよく見かけますよね。
GABAはチョコレートの原料であるカカオにも含まれている他、GABAチョコレートの場合は、さらにGABAを配合しているため、効果的に摂取することができます。
サプリメントと違い、お菓子感覚で手軽に摂取できるのが魅力です。
野菜・果物
GABAは、人以外の動物、植物にも含まれているアミノ酸のため、野菜や果物から摂取することもできます。
- 発芽玄米
- トマト
- ししとう
- ナス
- かぼちゃ
- きゅうり
- メロン
- みかん
- バナナ
- ヨーグルト
- キムチ
効果的なGABA摂取量・タイミング
ストレスを軽減させる目的であれば、1回あたり30mg以上の摂取が推奨されています。
摂取のタイミングは、一時的な疲労やストレスを感じやすいタイミングです。
睡眠の質を向上させる目的の場合は、100mg以上の摂取がオススメです。
100mg以上のGABAを摂取した場合、ノンレム睡眠(深い眠り)の時間が増加したという研究結果が報告されています。
タイミングも、就寝前ではなく、日中から摂取しておくとよいでしょう。
昼間に一度ストレスをリセットしておくことで、入眠時間(横になって眠るまでの時間)が短縮されることが分かっています。
GABAを摂取したときと、摂取していないときでは入眠時間が5.19分も早くなったそうで、脳波を測定すると非摂取時よりも25%も多くのノンレム睡眠が確認でき、睡眠の質が向上したと言えるでしょう。
サプリメントの説明を見ると、就寝◯時間前に飲んでくださいと書かれているものもあるため、その場合は、サプリの指示に従ってください。
まとめ
- GABAには、精神安定・リラックス効果が期待できる
- GABAは、サプリやチョコ、野菜からも摂取できる
- 睡眠の質を向上させるためには100mg以上を日中に摂取すると良い
いかがでしたか?
睡眠の質を高めてくれるGABAを効果的に摂取して、快適な睡眠を手に入れましょう。