布団に入ると痒くなるのはなぜ?原因別に対処法・対策を紹介!
布団に入った瞬間、または眠っている間に身体がかゆくなってしまったことはありませんか?
かゆみの原因としてよく挙げられるのは「ダニ」の存在ですが、それ以外にもかゆみの原因はたくさんあります。
今回の記事では、布団に入るとかゆみを感じる原因と、その対処法についてご紹介します。
かゆみが気になって眠れない、眠りが浅くなってしまうという方は、ぜひ最後までご覧ください!
ダニ取りシートは、置くだけで布団やクローゼットに潜むダニを捕獲、死滅させてくれるツールです。
布団に入るとかゆみを感じる原因7選
布団に入った時、ムズムズしたり、かゆみを感じる症状には、たくさんの原因があります。
ここでは、かゆみの原因を7つご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
虫刺され(ダニ)
布団に入ったときのかゆみの原因として、一番可能性が高いものが、布団にいる虫から刺されたというものです。
温かく、湿気の多い場所を好むダニは、布団の中、マットの中などに潜り込み、夜に活動をし始めます。
布団に潜むダニは、人を刺す(噛む)ものと刺さないものがいますが、刺さないタイプのダニでも身体をよじ登られたときにかゆみを感じます。
ダニアレルギー
ダニの死骸やフンを吸い込んでしまうことで、アレルギー反応を引き起こしてしまった可能性もあります。
症状としては、湿疹やかゆみ、くしゃみや目のかゆみ、充血などが挙げられます。
夏から冬への衣替えの時期は、夏に増えたダニの死骸やフンが舞いやすい時期のため、ダニアレルギーを発症しやすいと言われています。
カビ
布団を敷きっぱなしにしていたり、クリーニングをしていない場合、カビが発生している可能性があります。
カビを吸い込むことで、かゆみの他にも喘息や肺炎の原因となってしまうため注意が必要です。
布団素材へのアレルギー反応
クリーニングやダニ対策をしているのにかゆいという場合は、寝具そのものにアレルギーを持っている可能性が考えられます。
そば殻やラテックス(ゴム)、化学繊維などのアレルギーを持っている場合は、ダニやカビがいなくてもかゆみを引き起こします。
アレルギー診断を行って、原因を特定しましょう。
食物アレルギー
寝具以外にも、食べ物によるアレルギー反応でかゆみが出ている可能性が考えられます。
アレルギーの症状として、かゆみはよく挙げられますが、お風呂や就寝時など体温が上昇したり、身体がリラックス状態にある際は、かゆみを感じやすくなると言われています。
皮膚の乾燥
冬場の空気の乾燥や、加齢などが原因で、肌のバリア機能が低下し水分が蒸発すると、かゆみを感じやすくなります。
乾燥肌になると、寝具との摩擦でもかゆみを生じることがあります。
むずむず脚症候群
むずむず脚症候群とは、夕方から夜にかけて症状が現れる病気です。
「下肢静止不能症候群」とも呼ばれ、横になったり、じっとしたりしていると、脚がムズムズしてかゆみを感じたり、時にはヒリヒリとした痛みを感じることもあります。
かゆみへの対策
先にご紹介したかゆみの原因ごとの対策を見ていきましょう。
寝具を清潔に保つ
すぐに出来る対策としてオススメなのが、寝具の丸洗いです。
丸洗いすることによりダニアレルギーの元となるダニの死骸やフンを除去することができます。
丸洗いした後は、乾燥をしっかり行うことが重要です。
乾燥が上手く出来ず、水分が残ったままだとカビが発生してしまう恐れがあります。
カビが発生することで、カビを餌とするダニが集まってくる可能性もあるので、洗濯機の乾燥機能などを使って十分に乾燥させましょう。
布団乾燥機を使ってダニを死滅させる
ダニアレルギーの原因は水溶性なので、前述の丸洗いで対策可能ですが、生きているダニは丸洗いでは死滅しません。
布団の繊維にしがみついているため、なかなか取れない厄介者です。
ダニは、温度20℃以上、湿度60%ほどの環境を好むため、定期的に布団を干したり、布団乾燥機を使って湿気を取ることが重要です。
布団乾燥機を使うと、熱によってダニを死滅させることが出来るのでオススメです。
ただし、布団乾燥機を使ってダニを死滅させた後は、死骸を除去する必要があるので掃除機や再度丸洗いをする必要があります。
肌を保湿する
肌の乾燥が原因となっているかゆみの場合、保湿クリームを塗ったり、保湿成分の入った入浴剤を使ってお風呂に入るなど、保湿ケアが重要となります。
吸湿発熱をするタイプの下着、パジャマなどは、肌の乾燥を進めてしまいます。
乾燥が気になる方は、就寝時にはこうした下着を避けるようにしましょう。
熱いお湯、シャワーは控える
温度の高いお湯は、血行を良くし、かゆみを増幅させます。
また、乾燥している肌に熱いお湯をかけると、軽いやけど状態になり、症状を悪化させてしまう可能性があります。
かゆみを感じた場合は、40℃くらいのお湯にするなど、入浴時の温度にも注意しましょう。
アレルギー診断をして、必要であれば寝具を変える
ダニ対策や、肌の乾燥をしてもかゆみが続く、身体に蕁麻疹のような赤みが出てきたといった場合は、アレルギーによるかゆみの可能性があるため、早めに医療機関を受診してアレルギー診断を受けましょう。
アレルギーの原因が分かったら、今使っている素材を確認し、寝具やパジャマを変えてみることをオススメします。
まとめ
- 布団に入ったときにかゆみを感じる大きな原因は「ダニ」
- ダニ以外にも、アレルギー、カビ、乾燥など様々な原因がある
- かゆみの原因を特定し、原因にあった対処をすることが重要
いかがでしたか?
布団に入ったらかゆくなってしまう場合は、この記事で紹介した原因を確かめてみてください。