【最新版】防ダニ布団の選び方ガイド!3種の防ダニ加工を比較!
朝起きた時、かゆみがあったり、くしゃみ、鼻水が止まらなくなったりしたことはありませんか?
原因の一つとして、布団に潜むダニの存在が挙げられます。
ダニは、布団やマットレスに住み着き、アレルギー症状などの悪影響を及ぼします。
この記事では、ダニの予防に適した防ダニ布団について、防ダニ処理、効果の違いやオススメの防ダニ布団についてご紹介します。
ダニ取りシートは、置くだけで布団に潜むダニを捕獲、死滅させてくれる便利ツールです。
防ダニ布団とは
防ダニ布団とは、その名の通り、ダニを防いでくれる布団です。
後ほど解説しますが、薬剤によってダニを寄せ付けない方法が主流となっています。
ダニの死骸やフンは、ダニアレルギーの原因となるので、布団にダニが寄ってこないのは助かりますね。
3種類の防ダニ処理
防ダニ布団がダニを防ぐ方法は大きく3つあります。
それぞれ順に見ていきましょう。
薬剤で加工
ダニが嫌う薬剤を練り込んだり、付着させる方法です。
薬剤というと、人体にも影響があるのではないかと不安になってしまう方もいるかも知れません。
しかし、ダニを寄せ付けない、ダニを増やさないという目的の薬剤のため、殺虫剤のような強い刺激があるわけではありません。
製品試験をクリアした安全性の高いものが使用されているため、問題はほとんどありません。(肌が敏感な人は使用されている成分の確認をオススメします。)
薬剤による防ダニ加工のメリットとしては、布団の繊維や生地の良さを損なうことなく、防ダニ効果を受けられる点です。
デメリットとしては、使用するごとに防ダニの効果が薄れていくことです。
通常の使用や、洗濯などで徐々に薬剤が落ち、防ダニ効果が低下してしまいます。
防ダニ効果を持続させたい方には、あまりおすすめできない加工です。
化学繊維の高密度織り
布団に限らず、衣服などには繊維と繊維の間に細かな隙間があります。
ダニはその隙間を通って中に侵入するため、隙間がないくらい高密度に細かく織った布団では、ダニが侵入できません。
ポリエステルなどの化学繊維で作られた高密度織りの布団は、比較的安価な物が多く、薬剤不使用のため、上記の薬剤防ダニ加工の布団が使えない方も利用できます。
しかし、高密度になることで、吸水性、吸湿性、通気性などが悪くなるため、布団の中に熱、湿気がこもりやすくなります。
人によっては寝苦しさを感じることもありますが、生地がほつれたり破れたりしない限り、ダニが侵入できないため、高い防ダニ効果を期待できます。
また、薬剤加工と異なり、使用することでの防ダニ効果の低下がありません。
綿(コットン)の高密度織り
高密度織りでも化学繊維と綿では、寝心地、快適さという面で大きな違いがあります。
隙間が出来ないように細かく織っているため、高密度織りでない綿の生地よりは吸水性、吸湿性は低下しますが、化学繊維のものと比較すると寝心地も良くなります。
他の加工法と比べると価格は上がってしまいますが、効果の持続性、寝心地という面では非常にオススメできる加工です。
オススメの防ダニ布団
西川 セブンデイズ 掛け布団
ダニを通さない高密度生地を使用した西川の布団です。
ネットを使用すれば、家庭での選択も可能。
中に使用されているポリエステル綿は、中空繊維という真ん中に空洞を設けた特殊な繊維を採用し、羽毛布団に近い温かさを実現しています。
ナイスデイ TEIJIN (帝人) 快適清潔シリーズ 掛け布団
帝人とナイスデイによる共同開発によって誕生した布団。
抗菌・防臭・防ダニ性能に優れた帝人ブランドの「マイティトップ2ECO」を中綿に使用しているため、布団を洗えないときでも快適に過ごせます。
また、身体のラインに沿ってフィットするキルト製法で作られているため、温まった空気を逃しません。
クリーニングでも防ダニ加工できる
防ダニ加工の布団に買い換えるのは面倒という人は、クリーニング店でも防ダニ加工を施すことが出来ます。
クリーニングで行う防ダニ加工は、薬剤を使用した加工になります。
加工後、3回の洗濯をした場合にも約80%ものダニ避け率が期待できる薬剤なので、想像よりも長持ちします。
宅配でクリーニングをしてくれるサービスもあるため、気になる方はぜひ1度試してみてください。
まとめ
- 防ダニ加工には、薬剤、化学繊維高密度織り、綿高密度織りがある
- 自分に適した防ダニ布団を選ぶことが大切
- クリーニングで防ダニ処理をすることが出来る
いかがでしたか?
防ダニ加工の布団は他にもたくさん発売されているので、ぜひ調べてみてください。
ダニのいない布団で快適な睡眠をとりましょう。