寝不足で寒気がする?微熱が出てしまう場合も!原因と対処法を解説!
寝不足のとき、寒気を感じたり、微熱が出たことはないですか?
寝不足状態は、吐き気やめまいなど、様々な症状の原因となりますが、悪寒がしたりする場合もあります。
また、身体が冷えていることで睡眠の質が低下してしまうという悪循環に陥ってしまう可能性もあるため、早めに対処が必要です。
今回は、寝不足で寒気を感じる理由、寒いときの対処法をご紹介します。
寝不足で寒気を感じる理由
寝不足状態のときに寒気を感じる理由は、寝不足によって血の巡りが悪くなるからです。
寝不足により、身体の活動モードと休息モードを切り替える自律神経のバランスが崩れると、体温は上がることがありますが、同時に寒気を感じやすくなります。
また、後述するストレス性高体温症を発症し、悪寒を感じている可能性もあります。
ストレス性高体温症(心因性発熱)の可能性も
ストレス性高体温症(心因性発熱)は、ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、発熱してしまう症状です。
通常は、その日に溜まったストレスを、睡眠によって和らげている脳ですが、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が低下していると、十分にストレスを除去することができなくなります。
更に、寝不足であることによりストレスが増加し、ストレスが溜まった状態が慢性化すると、原因不明の発熱を引き起こすことがあります。
発熱は37℃前後の微熱状態が続く他、悪寒を感じることが多く、長引いてしまうケースもよくあります。
風邪と違い、原因となるウイルスがないため、薬を飲んでも症状を抑えることができません。
そのため、解熱剤を飲んで熱が上がるのを抑えながら、しっかりと休息をとり、身体に溜まったストレスを減らしていくという治療が必要になります。
寒いと眠りの質が下がる
寝不足によって寒気を感じると説明しましたが、寒気を感じる、または実際に寒いという場合、寒さによって睡眠の質が下がるという悪循環に陥る可能性があります。
人は、体内の温度を徐々に下げていくことで、自然な眠気を誘発させ、入眠するのですが、寒いと皮膚が熱を放出できず、体温が下げにくい状態になります。
冷え性の方も同じく、身体が冷えていることで体温を下げることが出来ず、寝つきづらいという症状を持っている人もいます。
冬はもちろんですが、夏でもエアコンを強めに使っていたりする場合は、寒さによって睡眠の質が下がっている可能性があります。
今一度、寝室の温度、寝る前の自分の体温を見直し、エアコンの温度や入浴時間などを変えてみてください。
寒い時、寝不足原因の熱が出たときの対処法
微熱が出ているけど、風邪ではないときは、ストレス性高体温症(心因性発熱)の可能性があります。
寝不足の方は、十分な睡眠時間を確保すること、睡眠の質を高めることを意識して、身体のストレスを軽減しましょう。
また、ストレス性高体温症(心因性発熱)の場合、自律神経が乱れていることが原因であるため、交感神経を鎮め、副交感神経を優位にしてバランスを取り戻すことで、ストレスを軽減することが出来ます。
身体を覚醒させる交感神経が鎮まることで熱の症状は和らぐため、身体をリラックスさせることを意識しましょう。
まとめ
- 寝不足で血流が悪くなると、寒気を感じることがある
- 睡眠不足により、ストレスを発散できず、発熱してしまうケースも有る
- 寝不足による発熱の場合、睡眠時間の確保と睡眠の質向上が大切
いかがでしたか?
寝不足状態が続き、寒気や微熱の症状が出ている人は要注意!
早めに寝不足を解消して、身体を健康に保ちましょう!