睡眠コラム

動悸が起こるのは寝不足が原因かも!息苦しいときの対処法についても解説!

TOM

動悸が頻繁に起こる人は、寝不足が原因かもしれません。

この記事では寝不足で動悸が起こる原因と、寝不足によって動悸以外に引き起こされる様々な症状について解説していきます。

寝不足を自覚している人、寝不足気味だと感じている人は、当てはまる症状がないか、ぜひ確かめてみてください。

動悸とは

動悸とは、自分でも分かるくらい心臓の動きが強くなっている状態です。

普段は気にならない心臓の拍動(ドクドクという動き)が強くなったり、早くなったりします。

びっくりしたときや、緊張しているときにも起こるため、誰しもが経験していると思いますが、動悸の症状はしばらくすれば治まります。

動悸が長く続くと、ただ気になるだけでなく、吐き気や息切れなどの体調不良の原因となります。

寝不足ってどんな状態?

このページの最初に動悸の原因として寝不足が挙げられると紹介しましたが、寝不足という状態について正しく知っておく必要があります。

寝不足とは、必要な睡眠が足りていない状態のことです。

必要な睡眠とは、単純に睡眠時間の場合もありますし、睡眠の質が関係していることもあります。

つまり、ただ睡眠時間が短いから寝不足になるということではなく、普段と同じ時間寝ていても浅い眠りになっていて、睡眠の質が低下していると寝不足状態になるということです。

しっかり睡眠時間を確保しているから大丈夫というわけではないので、注意が必要です。

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寝不足で動悸が起きる理由

寝不足になると動悸が起きてしまう理由は、自律神経の乱れだと言われています。

人は、活動的になる交感神経と、リラックス状態である副交感神経からなる自律神経で、両者のバランスを取りながら活動しています。

寝不足になると、常に交感神経が優位な状態となり、体が休むことが出来ません。

この交感神経の暴走により、心拍数に乱れが生じ、動悸に繋がると考えられています。

寝不足で起こる動悸の多くは「洞性頻脈」と呼ばれる症状です。

洞性頻脈とは脈が速くなった状態で、「トットットット」という一定のリズムで感じられます。

運動後や緊張したときに感じる動悸ですね。

洞性頻脈の場合は、しばらく安静にしておくと治まりますが、動悸の中には心臓病などに関連するものもあります。

寝不足が解消しても動悸が続く、いつもと動悸の感じ方が違うというときは、早めに医療機関を受診しましょう。

動悸が起きたときの対処法

動悸が起きたときは、安静にして動悸が治まるのを待ちましょう。

寝不足が原因で引き起こされる動悸の場合、まずは寝不足状態を解消する必要があります。

もし可能であれば、仮眠をとるように心がけましょう。

仮眠がとれない場合は、耳栓やノイズキャンセリングイヤフォンで外部の音を遮断し、目を閉じるだけでも効果があります。

目や耳から無自覚に大量の情報を得ているので、その流入を遮断するだけでも脳を休ませ、自律神経のアンバランスを解消することができます。

仮眠を取れる場合は、15~30分間隔でとるようにしましょう。

一般的に仮眠は、30分以内がよいと言われていますが、寝不足状態の場合、30分の仮眠では解消しない可能性があります。

30分でアラームをかけておき、終了後まだ眠気が残っていれば、15分単位で追加していく方法がオススメです。

寝不足で引き起こされる様々な症状

寝不足状態は、動悸だけでなく、様々な症状を引き起こします。

集中力・注意力の低下

寝不足状態になると、通常は睡眠によって整理される脳の情報が残ったままの状態のため、集中力・注意力が低下します。

仕事のパフォーマンスも落ちますし、運転などは特に危険なので、寝不足の自覚症状がある場合は、絶対にやめてください。

めまい

寝不足になると、平衡感覚を司る小脳や三半規管がダメージを受け、めまいを引き起こすことがあります。

めまいには、視界が回転するタイプ、地面に立っているのに浮遊感を感じるタイプ、立ちくらみのように血の気が引いてしまうタイプがあります。

それぞれ原因を理解し、薬などで対処することが大切です。

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吐き気

めまいや動悸と関連して、吐き気をもよおすことがあります。

吐き気や気持ち悪さも、自律神経の乱れが原因と言われていますが、症状が出た場合は、仮眠などで脳を休ませることが大切です。

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まとめ

  • 動悸とは、心拍が大きくなり不快感を感じる状態
  • 寝不足で自律神経が乱れると、動悸を感じることがある
  • 動悸の症状が出た場合は、早めに仮眠をとることが大切

いかがでしたか?

寝不足状態の人は、早めにしっかりとした睡眠をとり、寝不足による不調を解消しましょう!

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